みのりんの甲虫（むし）小屋 blog

ヒラタクワガタ（ＷＢｘＷＢ）の産卵材をビニル袋に入れて保管していたのですが、かなり太い齧り痕＆食痕が、目立ち始めたので、流石に割り出しして、菌糸ボトルに入れ替えないとと思って、割り出ししました。 終齢初期の幼虫2頭と2齢後期の幼虫が材から得られました。画像の個体は、終齢初期幼虫です。頭デッカチなのを覚えておいてね。

これが割り出し途中の画像。こんな感じで出てきます。 幼虫の左側や下部は食痕で、左側は特に、坑道状になっているのが 良く判りますね。

材から取り出ししたこの幼虫。ボトルに入れた終齢幼虫の画像と比べてもらうと良く判ると思いますが、頭が小さいですよね。こいつは、体はデカイが、頭が小さいので2齢です。2齢の後期ですね。もうすぐ加齢して頭デッカチの終齢になります。おいらは、このように体と頭のバランスで、幼虫が、何齢かを判断しております。 頭の後ろの肉がこんもりしてるのを襟巻が巻いていると言って、より大きな終齢に加齢する可能性を示しています。

コクワガタ（ＷＷｘＷＢ）の材も、ビニル袋に接している部分で幼虫の齧りカスが目立っていたので、これを割り出ししました。 まさにビニル袋を樹皮代わりにビニル袋から取り出しただけで、こんな画像が撮れました。 2頭とも小さな頭の初齢です。

卵が出てきました。下半分に幼虫の　Ｕ　の形が見えますか？