お知り合いと合同採集会42005年08月01日 22:30

時間的に帰宅時間が迫っていましたが、帰り道にちょっと寄るってことで、最後に1本だけのポイントに向かうことに。到着すると、樹洞にコクワ♂と他の触角(たぶん♀?)が見えました。しかし、ここは樹皮を剥がさなければならないので、採集を断念。ここでも採れますよということを御知らせして帰途につきました。ここでは、近くの灯火でも採集が可能なので、そのことも、教えてあげました。また、行きたいとのことでしたから、お手軽なところで、親子の近所のお寺の境内のポイントと、M公園のポイントを教えて、今回の採集行を終了としました。喜んでもらって、連れて行った冥利に尽きる嬉しいひとときを過ごせました。

コカブトの羽化とH山ネブトの割出2005年08月02日 23:24

昨日、割り出ししたばかりのc多産コカブトのカップから、今日もカリカリと成虫がカップのフタを擦る音がします。手に取ってみると、コカブトが背面となってカップの裏を這い回っていました。4頭の羽化を確認し、回収しました。H山産ネブトWF0の方も気になって割り出ししました。いきなり割り出した繭がまだ蛹化して間もない♀個体で、汁が出てしまいました。その後、♂9♀11の20頭を割り出ししました。♀は、他にも蛹化間もない個体を潰してしまいました。まだ幼虫をやってるのが1頭と、蛹化体勢が2頭、蛹化直前のロケット状態が1頭でした。♂はなんとか唯一大歯が1頭取れました。他は♂♀ともミニ個体ばかりで、エサマットの栄養価の低さが原因と思われました。

材割カスから初齢幼虫回収2005年08月03日 23:31

材割の際に、取り残しが発生する可能性があるので、割りカスはビニル袋に一定期間保管している。2週間前に、あまり気にせず、割りカスを虫小屋裏に廃棄したら、2初齢幼虫がアリにたかられているのを発見。救出したつもりだったが、残念ながら、アリに噛まれた為か、救出時に誤って圧迫してしまったかで、★にしてしまった。その時の反省を元に、今回は袋の底部を確認したところ、コクワ(♂50♀34.5ペア)の材に食痕を発見。また、トカラコクワ(中之島産)の材にも同様の食痕を発見した。トレイにトカラコクワの材をあけてみたが、どの破片辺りに食痕があったのかが判らなくなり、結局、救出はならず、また1~2週間袋のままで様子を見ることにした。コクワの方は、トカラコクワの例の反省を元に、慎重にトレーにあけて、材の破片を特定する。今回はうまくいって丸々太った初齢幼虫が回収出来た。

材割りでカップ飼育中の幼虫を・・・。2005年08月04日 23:38

今年は、一部をマット飼育でとも思っていたのだが、自作添加マットの作製まで出来ず、結局、菌糸ビンに入れることにした。インターネットでお気に入りの菌糸ビンを発注。夏休みの間に入れ替えよう。

オキナワコクワの復活2005年08月05日 19:51

昨年夏に沖縄在住のお仲間さんからとばしてもらったオキナワコクワのペアはいまだに健在です。年初に、入れっぱなしにしていた材から回収した2齢幼虫が、羽化(♂)しました。今日、割り出ししたところ、蛹室内でグッタリしています。ほとんど落ちたというような状況で、体はダラリとして力なく、「えーっ」って感じです。昨日見た時は、元気そうだったのですが・・・。今日も暑かったので、マットが発酵し、酸欠になったのではと、復活を期待して、カップに救出しました。扇風機で、新鮮なエアをガンガン吹き付けます。さすがに、直ぐにはダメ。夕食・入浴をはさんで、また扇風機に当てました。口の横の、ちょびひげが一瞬動いた気がしました。さらに様子を見ていると、右の触角も動きました。救出から約3時間を経過して、しっかり足で体をささえて、立つまでに回復しました。この時期の短期の酸欠は、やはり、復活しますね。あきらめずに、信じてよかったです。(^-^)